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ソリューション事業部を開設  エス・エス・エル    人材育成にも活用


 システム受託開発の有限会社エス・エス・エル(福岡市博多区吉塚本町、大野信幸社長)は、昨年12月にソリューション事業部を開設した。
 受託開発部門で事業基盤が整ってきたことから、新たに事業部を開設したもの。同事業部では、各企業に訪問し現場で要望を汲み取りながらシステムを構築していくため、コミュニケーション能力やチームワーク、技術力の向上につながるとして、新入社員の育成にも活用する。システムを各企業の業務に即して構築・運用させるなど、より完全なSI事業を目指す。プログラミングは開発部主体で担い、フレームワークやアーキテクチャーをソリューション事業部主体で担当する。同事業を事業の柱として育成することで、SI事業・パッケージ事業・請負事業の三本柱での事業展開を目指す。ソリューション事業部は若手社員を主体として契約社員なども含め6人体制で始動。開発部門は同20人。また、将来的には県外にも進出し、各地区に拠点開設も進める方針。
 同社は2001年9月創業、03年2月設立、資本金300万円、従業員約15人。06年12月期の売上高は約1億1,000万円の見込み。