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ソラリアステージに新商業フロア「天神TOIRO」 西日本鉄道


年間利用者数340万人目指す

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は9月28日、同2丁目の西鉄福岡(天神)駅北口改札外コンコースをリニューアルし、商業施設・ソラリアステージとして増床オープンした。
2階・M3階を改装し、同フロアの店舗部分を従来の1・5倍となる約1099㎡に拡大、リニューアルに合わせ「天神TOIRO(トイロ)」と命名した。店舗数は従来の16店舗から24店舗に増加。うち14店舗が新規出店、5店舗が改装店舗で、東京・白金高輪に次ぐ2店舗目となったスイーツ店「Libre(リーブル)」など西日本初、福岡・天神初出店の店舗のほか、地場で飲食店を展開する「磯貝」が手がける立ち飲みバルなど、新業態も導入した。17年度の全館売上高は102億円で、今年度の売上高目標は109億円。西鉄福岡(天神)駅は1日約13万人が利用するといい、商業部分の利用者は年間340万人を目指す。
9月21日に開いた会見で、徳久愛子館長は「来年3月には開業20周年を迎える。オープン時はファッションが中心だったが、ライフスタイルや価値観も変化し、今では『食』の多様性が人を動かす時代になっている。今回のリニューアルでも、食を中心に全国区の店舗や九州初、地元の隠れた名店を導入した。30代~40代の働く女性とその家族をメーンターゲットに、天神を訪れる生活者に愛され、支持されるショップを提案していきたい」と話した。
ソラリアステージは全74店舗で、内訳は飲食33店舗、食物販13店舗、物販22店舗、サービス6店舗。

2018年10月2日発行