ソフトバンク対応のモバイルサービス開始 　ＱＴｎｅｔ

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３キャリア対応ＭＶＮＯは全国初

九州電力グループの情報通信事業会社、㈱ＱＴｎｅｔ（旧社名・九州通信ネットワーク㈱、福岡市中央区天神１丁目、岩﨑和人社長）は、２月１日からモバイルサービス「ＱＴモバイル」においてソフトバンクエリアに対応した「Ｓタイプ」のサービス提供を開始する。

いわゆるＭＶＮＯ（仮想移動体通信事業者）として無線通信インフラを借り受けて展開するＱＴモバイルでは現在、ａｕエリアに対応したＡタイプ、ドコモエリアに対応したＤタイプを提供しており、Ｓタイプの拡充で、全国で初めて大手携帯電話キャリア３社対応のＭＶＮＯサービスとなる。同社では「どのキャリアを利用中でも簡単にＱＴモバイルへの乗り換えが可能になる」と話し、格安モバイル市場の拡大基調が続く中、さらなる契約増につなげる方針。

ＳタイプはＡタイプやＤタイプと同様に「データ」と「データ＋通話」の２コースを用意。月額料金（税抜）はデータのみのコースが８００円（１ＧＢプラン）から、データ＋通話コースが１７００円（１ＧＢプラン、無料通話分を除く通話料金は３０秒２０円、通話アプリ利用時３０秒１５円）から。データ＋通話コースの場合、利用中の電話番号を変えずに乗り換え（ＭＮＰ）して利用することができ、また新たな番号を取得することも可能。同社では「直営のＱＴモバイル福岡天神店と北九州小倉店の店頭で契約いただくと、その日のうちに利用することができ、初めての方も安心して申し込むことができる」と話している。

2017年12月19日発行