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ゼロテンパークに1億3000万円の融資 商工中金福岡支店
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シンガポール企業M&A資金で
商工中金福岡支店(福岡市中央区天神1丁目、藤井和成支店長)はこのほど、シェアオフィス開発、企画運営の㈱Zero‐Ten Park(ゼロテンパーク、同市博多区祇園、榎本二郎社長)にシンガポール企業M&A資金として1億3000万円を融資した。
同社は2018年7月設立。資本金1億4300万円。従業員20人(18年10月)。福岡市を中心にフィリピン、米国、タイにもシェアオフィスを構え、グローバル展開を進める事業者の多様な働き方に対応できることを強みとしている。今回同社は、シンガポール企業を買収し、日系企業やフリーランス、海外進出を目指すスタートアップ企業向けの事業拠点として、11月12日にシェアオフィス「TheCompany SINGAPORE」をオープンした。ここでは同社が独自開発したSNSを通じた仕事の受発注システムや利用者が国内外のオフィスを自由に利用可能なマルチロケーションを提供。利用者間の交流や仕事のシェアを図ることができる。
商工中金では「同社の取組みが自社の一層の成長に繋がり、国や福岡市が推進する『グローバル創業・雇用創出特区(創業特区)』にも呼応したものであることを評価した」と話している。
2018年12月4日発行