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セール反動で2カ月ぶりのマイナス 九州スーパー販売額


天候不順も影響

九州経済産業局が11月6日に発表した2018年9月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(410店舗)で前年同月比1・2%減の779億円、2カ月ぶりの減少となった。
野菜の相場高や化粧品が好調であったものの前年のプロ野球チーム優勝セールの反動に加え、天候不順が影響し、客数が減少したことがマイナスの要因。商品項目別としては、「衣料品」では、コートなどの秋物衣料品を中心に全般的に伸び悩み、10カ月連続で前年を下回る同7・1%減の96億円。「飲食料品」では前年のプロ野球チーム優勝セールの反動や天候不順による入店客数の減少で4カ月ぶりに前年を下回る1・5%減の493億円。「その他」では、化粧品や医薬品などを多く取り扱う店舗の新店効果の影響で2カ月連続で前年を上回る2・8%増の191億円だった。
表はこちらから。

2018年11月13日発行