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セルフレジアプリ導入店舗を福岡市内6店に拡大 新生堂薬局


週刊経済2021年11月30日発行

高宮駅前、南大橋、室見店など5店追加

調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局(福岡市南区中尾3丁目、水田怜社長)は11月16日、スマートフォンを利用したセルフレジアプリ導入店舗を同市内6店に拡大した。
非接触型決済による顧客の利便性向上、およびレジでの取引時間短縮を図るもの。今年3月からドラッグ新生堂中尾店(福岡市南区中尾3丁目)で試験導入しており、顧客データの母数を拡大するため、利用可能店舗をドラッグ新生堂高宮駅前店(同市南区高宮3丁目)、南大橋店(同区大橋4丁目)、室見店(早良区南庄5丁目)、福重店(西区石丸1丁目)、土井店(東区土井1丁目)に拡大した。
セルフレジアプリ「ショピモレジ fоr 新生堂」は、アプリの読み取り機能から買いたい商品のバーコードを顧客自身がスキャンするのが特徴。レジでは会計ボタンを押して店員に画面を見せるだけなので、待ち時間短縮やレジ業務の省人化にもつながっている。そのほか集約したデータで、AI学習による購買動向調査も実施している。同社では「操作性、利便性の改善を図りながら、全店導入に向けたテストを進めたい」と話している。