セキュリティアクション二つ星を宣言　九州空調

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週刊経済2024年5月1日発行号

ウイルス対策を強化

業務用空調機器の設計、施工、メンテナンスの㈱九州空調（福岡市東区多々良２丁目、小堀英治社長）は４月１２日、「セキュリティアクション二つ星」を宣言した。
これは、独立行政法人情報処理推進機構（ＩＰＡ）が創設した、中小企業が情報セキュリティ対策への取り組みを宣言する制度。同社は２０２２年に一つ星を宣言し、ネットに関係するウイルス対策などに取り組んでおり、より一層重要情報の管理徹底を目指す。ＩＰＡのＤＸ推進指標を自己診断した結果をもとに、パスワード管理など重要情報の管理を強化し、ウイルス対策を実行していく。
管理部営業管理課の吉國麻衣子係長は「情報資産に損失を与える事象を社内で共有し、ＩＴ環境の変化に対応しきれていない部分は重要情報の適切な保管や情報機器の管理などを進めていきたい」と話している。
同社は１９６６年９月設立。資本金２千万円。従業員１６人。決算期は３月。