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スマートフォン利用のセルフレジアプリを導入 新生堂薬局


週刊経済2021年3月30日発行

省人化や購買動向調査も

調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局(福岡市南区中尾3丁目、水田怜社長)は3月15日、スマートフォンを利用した非接触型のセルフレジアプリを導入した。  自身のスマートフォンで商品のバーコードを読み取り、セルフレジで会計をするもので、レジの待ち時間短縮や非接触のニーズが高いことからドラッグ新生堂中尾店(福岡市南区中尾3丁目)に試験導入、結果をもとに全店での導入を目指す。レジ業務の省人化やAI学習による購買動向の調査の目的もある。そのほか、AIが購入内容履歴などから商品を勧めるレコメンド機能による買い上げ点数の増加、特典やポイントなどを付与するデジタルスタンプカード機能で来客頻度増加を図る。同社は「これまで、キャッシュレス決済などを導入してきた。時代に合わせたサービス展開を進めていく」と話している。  水田社長は1978年5月12日生まれの42歳。福岡大学薬学部卒。趣味はマラソンとゴルフ。同社は1984年3月設立。資本金5千万円、従業員1200人。2019年9月期売上高は215億円。