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スマートバス停で求人情報を掲載   東京のタイミー


西鉄バス沿線上の人手不足解消へ

アプリケーション企画・開発・運営の㈱タイミー(東京都渋谷区、小川嶺社長)は2月から、西鉄グループが展開する「スマートバス停」での求人広告掲載を開始する。
同社の「バス停周辺地域の企業求人を掲載することで、沿線の人手不足に対応する」というアイデアが、西日本鉄道が実施するオープンイノベーションプログラム「西鉄Co+Lab『BUS STOP 3・0~夢を描く未来のバス停を創ろう~』」に採択され実現したもの。IoT技術を利用し情報をリアルタイムで表示できる「スマートバス停」のディスプレイに、周辺地域の企業求人を掲載することで、近隣住民の雇用創出や地域の人手不足に対応する。北九州市内のバス停「黒崎バスセンター」と「砂津」の2カ所で先行して実施する。当面はイメージ広告を掲載し、春からタイミーに登録する企業を掲載していく。
坂田優也タイミー福岡支社長は「福岡では主婦や学生に加え、転職活動中の人など新たな市場が確立されつつある。引き続き、企業と連携し人手不足解消による地域活性化に努めたい」と話している。
同社は2017年8月設立。資本金3億5600万円。首都圏を中心にワークシェアリングサービス「タイミー」を提供。現在、福岡市内で4万人が利用。提携店舗は130社500店舗。従業員60人。

2020年1月28日発行