スマホサービスの料金プランを全面改定　ＱＴｎｅｔ

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週刊経済2021年3月2日発行

最大４千円の値下げ

九電グループの情報通信事業会社、㈱ＱＴｎｅｔ（福岡市中央区天神１丁目、岩﨑和人社長）は３月１日、ＭＶＮＯ（仮想移動体通信事業者）として展開する格安スマートフォンサービス「ＱＴモバイル」の料金プラン（Ｄタイプ＝ドコモ回線）を全面改定した。
これは楽天モバイルの新規参入や３大キャリアの料金値下げ競争など携帯電話業界の競争激化に対応したもの。データ＋通話コースで同日付で開始した「九電まとめて割」を適用した時、３ＧＢの場合従来の月額５５０円から１３００円に値下げになるほか、２０ＧＢの場合４９００円から１９００円に、３０ＧＢの場合６９００円から２９００円に大幅値下げとなる。また、月額９００円の２ＧＢプランも新たに開始する。現在Ｄタイプを利用中の顧客については、新料金に自動で移行する。
時期は未定だが、今後はＡタイプ（ａｕ回線）やＳタイプ（ソフトバンク回線）についても料金プランの見直しについて検討を進めていく方針。同社では、「オンラインでの手続きのみの格安スマホサービスが多い中、ＱＴモバイルでは、オンラインだけでなく九州各県８カ所に直営ショップを構え、申し込みから設定・利用開始まで充実したサポート体制でサービスを提供している。ますます利用しやすくなったＱＴモバイルのを是非検討してほしい」と話している。