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スマホと振動センサーで機械の異常診断の新サービス スカイディスク
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AI搭載のアプリで診断
AIやIoTサービスを展開する㈱スカイディスク(福岡市中央区舞鶴2丁目、橋本司社長)は9月5日、振動計とスマートフォンを用いて機械の異常を診断する設備保全の新サービスを公開した。
サービス名は「スマート聴診棒 振動版」。これまではスマートフォンのマイク機能を用いて録音した音によって、モーターやポンプなどの回転体を含む機械の異常を診断するアプリサービスを提供してきた。従来は機械の振動音をAI搭載のアプリが判定するサービスだったが、工場では音よりも振動で異常診断することが多く、振動データを分析する商品へのニーズが高かったという。新サービスはハンディの振動計でデータを取得し、AIアプリをインストールしたスマホで診断結果を見る「巡回監視型システム」と、異常検知したい機器にセンサーを常設してパソコンから結果を確認できる「常設型システム」の2種類。AIで算出したデータをもとに異常検知できる。同社は「熟練の技術者が聞き分けて判断していた異常検知をAI搭載のアプリが診断する」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金8億6700万円。従業員数32人。
2018年10月16日発行