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スポーツ計測用電子機器のオンラインショップ開設 スポーツセンシング


ワイヤレスセンサー製品を中心に19種類販売

スポーツ計測用電子機器製造・販売の㈱スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は6月14日、自社製品専用のオンラインショップを開設した。
全国の大学や各種スポーツ団体からの問い合わせが増えていることを受け開始したもの。加速度と角速度を用いた身体運動の計測ができる主力商品「ワイヤレス9軸モーションセンサ」をはじめ、リアルタイムで心電や心拍が計測できる「DSPワイヤレスEGC/HRセンサ」、人が動作した時の力(床反力)を計測する「フォースプレート」など19種類を揃える。同社では「全国から引き合いがあることは大変喜ばしいこと。引き続きラインナップの拡充を図りたい」と話している。
同社は2015年9月設立、資本金4000万円、従業員13人。業界初の6軸センサーは移動方向、向き、回転を検出することができ、さらに移動距離や移動速度などを算出できる。今年4月、衣料製品や繊維原料などを取り扱う専門商社・帝人フロンティア㈱(大阪市北区中之島3丁目、日光信二社長)とウエアラブル製品開発の合弁会社「帝人フロンティアセンシング㈱」を設立した。新会社は9軸センサーなどを活用したスポーツセンシングの身体運動計測技術と、帝人フロンティアの繊維技術を融合し、スポーツ、ヘルスケア、ワーキング分野でモーションセンシングウエアや心拍・心電ウエアなどの実用化を進めていく。2025年までに売上高20億円を目指す。

2018年7月24日発行