NEWS

スポーツ計測機器のレンタルサービス開始 スポーツセンシング


5日間で3240円から

スポーツ計測用電子機器製造・販売の㈱スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は6月14日、スポーツ計測器3種類のレンタルサービスを開始した。
加速度と角速度を計測できる6軸センサーなどを活用した身体運動計測技術とデータ解析を強みに、大学など各種団体のスポーツ選手向けに販売する中、レンタルの需要が高まっていることを受け、レンタル開始したもの。対象製品は3種類で、加速度と角速度を用いた身体運動の計測ができる「ワイヤレス9軸モーションセンサー」と生体信号の計測ができる「DSPワイヤレス筋電センサー」が5日間で3240円から、人が動作した時の力(床反力)を計測する「フォースプレート」が5日間で3万2400円から。サービスの開始に伴い、同日付でレンタル予約用サイトを開設している。澤田社長は「順次対象製品のラインナップの拡充を図る予定。今後もユーザーにとって利便性の高いサービスを提供していきたい」と話している。
同社は2015年9月設立、資本金4000万円、従業員13人。業界初の6軸センサーは移動方向、向き、回転を検出することができ、さらに移動距離や移動速度などを算出できる。今年4月には、衣料製品や繊維原料などを取り扱う専門商社・帝人フロンティア㈱(大阪市北区中之島3丁目、日光信二社長)とウエアラブル製品開発の合弁会社「帝人フロンティアセンシング㈱」を設立した。

2018年6月26日発行