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スポーツ専用の撮影システムを発売 スポーツセンシング


ヤマハの映像技術を活用

スポーツ計測用電子機器製造・販売業の㈱スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は9月19日、楽器や自動車関連部品メーカー・ヤマハ㈱の映像技術を用いた撮影機器を発売した。

撮影準備時間の短縮と怪我の原因となりうる配線を削減したもので、ヤマハ㈱が開発した複数の映像を同期する技術「ChimeCa」(キメカ)を採用した初の商品。商品名は「ChimeCa Sports(キメカスポーツ)」。専用カメラではなく複数台のスマートフォンを撮影機器として活用することで、マルチアングル撮影ができ、撮影準備時間の削減を実現。また、スマートフォンとサーバーをワイヤレス連携にしたことで配線を極力減らしている。価格はオープンプライスで、同社の福岡スタジオで体験ができる。澤田社長は「ヤマハの技術を活用するお手伝いを通じて、スポーツやリハビリテーション分野における新しい価値の創造に取り組んでいきたい」と話している。

2017年10月3日発行