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スポーツ・健康に関する包括連携協定 福岡大学と経済同友会
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週刊経済2024年7月17日発行号
医学、薬学分野などへの拡大の可能性も
福岡大学(福岡市城南区七隈8丁目、永田潔文学長)と公益社団法人経済同友会(代表幹事・新浪剛史サントリーホールディングス会長)は7月9日、「大学の資源を活用した地域におけるスポーツ・健康まちづくりに関する包括連携協定」を結んだ。
福岡大学では自治体や企業、スポーツ関連団体と連携して2022年に「福岡大学スポーツ・健康まちづくりコンソーシアム」を創設。大学が有するスポーツ資源を活用し、地域の課題解決に向けた様々なスポーツ・健康事業に取り組んでいる。今回の協定締結により、地域スポーツ基盤の構築や中学校部活動の地域移行、キッズスポーツ支援、障がい者スポーツ支援などを進めていくことで経済同友会スポーツとアートの産業化委員会が政策提言する「スポーツ産業の活性化に向けて~地域で支えるスポーツエコシステムの構築~」への寄与を目指す。また、本協定は包括協定であることから今後、医学・薬学なども含め、健康に関する範囲にまで連携が広がる可能性もあるという。