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スポーツツーリズム推進プランを開始 ギラヴァンツ北九州
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週刊経済2022年8月9日発行
試合チケット提示で市内施設入館料割引
プロサッカークラブ運営の㈱ギラヴァンツ北九州(北九州市小倉北区浅野3丁目、玉井行人社長)は7月29日、スポーツツーリズムの推進プラン「タビスポ」を開始した。
スポーツ資源と観光旅行を融合する取り組み「スポーツツーリズム」を推進する一環で、ギラヴァンツ北九州ホーム試合へのアウェイサポーター来場を促し、北九州市の回遊性向上や交流人口の増加など、サッカー観戦を通じて地域振興に貢献していく。北九州市や北九州商工会議所、西鉄旅行㈱、皿倉登山鉄道㈱、公益財団法人北九州観光コンベンション協会など9社・団体を連携パートナーに、試合観戦したアウェイチームサポーター、およびギラヴァンツサポーターに小倉城周辺や門司港、工業地帯である東田の3コース周遊を提案。サポーターはギラヴァンツのホームゲーム試合前後1日に当該試合のチケットを提示することで、関門海峡ミュージアムや門司港レトロ展望室など市内観光施設の入館料割引や施設オリジナルグッズのプレゼント、指定飲食店でのドリンクサービスや割引が受けられる。今後もサービス対象施設やコンテンツを追加していく計画。玉井社長は「将来は、ミクニスタジアムが基点となって、九州を中心としたスポーツ観戦・観光のルート形成につなげたいと考えている」と話している。