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スベリ止め付きの抗菌手袋を発売 東和コーポレーション
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週刊経済2021年7月20日発行
衛生管理対策に
産業用ゴム手袋メーカーの㈱東和コーポレーション(久留米市津福本町、渡辺聡社長)は7月20日、スベリ止め付きの抗菌手袋を発売した。
衛生意識の高まりを背景に主にスーパーマーケットでのレジや品出し作業に対応したもので、殺菌の繁殖を抑制する抗菌糸(銅繊維)を使用。スマートフォン、静電容量方式のレジ操作も可能で、手のひらのスベリ止めにはテープなどの粘着物が付着しにくいシリコン樹脂を採用している。商品名は「No940抗菌手袋18ゲージ スベリ止め付」。色はグレーで、サイズはS、M、L。生産国は中国で価格は220円(税込み)。主に小売店向けとして業務用に販売するが、エンドユーザーに向けて量販店でも販売予定している。
同社は昨年9月、全国20~60歳代の男女337人にネットによるアンケートを実施。調査では「お店に働く人にはウイルス対策をしっかりしてほしいと思う」「ウイルス対策を強化しているお店は魅力的だと思う」と答えた消費者はともに9割を超えており、「企業が実施する衛生管理がそのまま企業の評価に繋がる時代。手袋で衛生対策強化をサポートしていく」と話している。