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ステルス印字機を全健康食品製造ラインに導入 東洋新薬


週刊経済2024年11月13日発行号

品質保証体制を強化

健康食品・化粧品の㈱東洋新薬(福岡市博多区博多駅前2丁目、服部利光社長)は10月、「ステルス印字機」を鳥栖工場とインテリジェンスパーク第一工場の全健康食品製造ラインに導入し品質保証体制を強化した。

これまで、ロット単位で製品を追跡していたが、ステルス印字機の導入により分単位や製造時刻、製造順番などさらに細かい単位で追跡できるようになった。今後、万が一品質問題が発生しても、迅速かつ正確な対応ができる。加えて、「近赤外線分析法(NIR)」を増強し、原材料の検査精度を向上させた。このほか、新たに導入した「原子吸光光度計」で有害な金属をより短期間で測定するなど、異物混入のリスク低減を目指す。

同社は「品質保証体制を強化することで、クライアントにも、消費者の方々にも安心してご使用いただける製品を提供し続けたい。今後も必要に応じて設備強化を実施していく」としている。