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スタートアップ向け開発支援サービス カスタマーグロース
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エンジニア不足に対応
クラウド会計導入、管理会計コンサルティングなどを手掛けるカスタマーグロース合同会社(福岡市中央区大名2丁目、福田彩和佳代表社員)は9月4日、IT分野のスタートアップ企業向け開発支援サービスを開始した。
名称は「スタートアップ開発支援サービス」。ITスタートアップ企業では、CTO(最高技術責任者)、CIO(最高情報責任者)が兼任可能な人材を必要とする要望が多いが、こうした人材を獲得することは容易ではなく人件費も高額になる。そこでスポットで、CTO、CIO分野のITに関わる課題解決の請け負いと、クラウドソーシング(インターネット経由で不特定多数の個人などに仕事を発注すること)などによる、開発部署の構築サービスを提供するもの。開発プロジェクトに応じて、スポットで雇うエンジニアの採用面談の補助や、ビジネスの戦略に合わせた技術選定、事業計画に合わせた開発部署の構築、業務効率化・システム化のための戦略立案、効率的なMVP(実用最小限の製品)の開発計画策定などCTO・CIO領域業務に加え、クラウドソーシングなどによる開発に必要な人員の割り当て、開発基盤の構築、開発状況の定点観測、要求事項の整理、タスク化などのプロジェクト管理業務を手掛ける。価格はCIO・CTO業務全般が1日8時間税抜10万円。プロジェクト管理(開発者はクラウドワーカー)は1カ月税抜40万円~。プロジェクト管理(開発者は自社エンジニア)は1カ月税抜10万円。同社は「プログラミング経験の豊富なプロジェクトマネージャーが開発管理をすることで、ローコストでシステム開発に失敗するリスクを減少させる。社内マネジメントにコストを掛けずにビジネスのハンドルのみを考えて事業に合わせたシステム開発を推進できる」としている。
同社は2019年2月設立。資本金30万円。決算期1月。
2020年9月15日発行