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スタートアップ協議会に北九州市が加入 福岡市


週刊経済2023年7月19日発行号

2月のトップ会談で協力に合意

「スタートアップ」の支援に先進的に取り組む自治体で構成される「スタートアップ都市推進協議会」(会長・高島宗一郎福岡市長)に、7月1日付で新たに北九州市が入会した。
2月に初当選した武内和久市長は、同月28日に高島福岡市長と、両市で12年ぶりとなるトップ会談に臨み、福岡市が強みとするスタートアップ分野で連携することに合意していた。スタートアップ都市推進協議会は2013年設立。会員自治体は福岡市(会長)、浜松市(副会長)、つくば市(副会長)、青森市(監査役)、千葉市(以下会員)、別府市、熊本市、富谷市で、北九州市で9市目。事業内容は推進協議会の開催・事業検討及び国への提言活動、小中高校生・大学生向けチャレンジマインド醸成教育、マッチング事業、シンポジウム等広報事業とされている。
福岡市の創業立地推進部は「政令市である北九州市が加わったことで、より一層、地域の個性を生かしたロールモデルを作り、日本全体をチャレンジが評価される国に変えていくことを目指していく」と話している。