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ショッパーズ福岡の建て替えを計画 イオン九州


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

完成は2030年代

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南、柴田祐司社長)は12月8日、イオンショッパーズ福岡(福岡市中央区天神4丁目)の建て替えプロジェクトを発表した。
時期や概要の詳細は明らかではないが、2030年代の完成を目指し、高さや容積率が緩和される天神ビッグバンボーナスの取得を目指しているという。また、近接する日本郵政㈱の福岡中央郵便局と連鎖的な計画を進める考えで、郵便局の建て替えが先行、2030年の完成を目指す。さらに天神地下街地下街から続く地下通路の整備やエレベーターの設置などで、天神中心部と須崎公園等の周辺地域、ウォーターフロントをつなぐ都心部回遊拠点の形成を目指しているという。この計画については、近隣の電気ビルなど13者と協議を進めているが、改装工事中で隣接するミーナ天神は含まれていないという。
イオンショッパーズ福岡は1971年に㈱ダイエーが福岡ショッパーズプラザとして出店、敷地面積約1万5千㎡、地下2階地上8階建て建てで延べ床面積は約8万㎡、商業施設面積は約2万2千㎡。