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システム導入で業務効率3割削減目指す 久松
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おせちの受注体制を見直し
おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は今年秋頃をめどに、受注管理などの業務効率を引き上げるシステムを社内に導入。既存業務の3割削減を目指す。
昨年から取り組んでいる社内改革の一環。現在人員を確保する採用コストが増加しているため、同社では少人数のまま売り上げを伸ばす方針に変更。業務効率を上げることで既存業務を3割削減し、5月に新設した商品開発と販売促進の部署に資源を集中させる。
同社では売り上げの9割以上を年末年始のおせち販売が占めており、現在新商品の開発、協力会社への卸事業や自社サイトでの販売に注力している。システム導入で企業体質のテコ入れを図る。松田社長は「事務方のバックヤードを刷新するのと並行して、製造部門の業務効率を見直していきたい」と話している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。年商20億円。従業員20人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。
2019年7月9日発行