NEWS

シグマ社などと配達支援アプリを共同開発 西日本新聞プロダクツ


週刊経済2022年12月20日発行

11月21日販売開始

紙媒体制作事業などを手掛ける㈱西日本新聞プロダクツ(福岡市博多区井相田、柴田建哉社長)は11月21日から、シグマ・インターナショナル㈱(東京都中央区)、㈱ゼンリンデータコム(東京都港区)と共同開発した配達支援アプリ「配達管理サービス デリバリーサポートシステム」の販売を開始した。
西日本新聞グループが展開するDXプロジェクトの一環で取り組む事業で、新聞の配達を想定した配達員の支援アプリ。スマートフォンの画面上で銘柄毎の配達部数を確認ができ、バイクなどへの積載準備がより容易になる利点がある。配達中はマップのナビゲーションで迷わずに配達先に向かうことができるほか、事前に配達先の写真や建物メモを登録しておけば、分かりにくい初めての配達先でも投函が容易になるという。また、管理側のPCからは、配達スタッフの位置をマップで把握できるほか、配達が終わったか、配達中かをリストで一覧表示できる。掛かった時間を把握することで、適切な軒数や順路補正が可能になるという
柴田社長は「収益化はこれからだが、トライアルの段階では非常に販売店の反応が良い。本紙(西日本新聞)に限らず、幅広い媒体で使ってもらいたいと考えている」と話している。