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シェアサイクル累計利用回数が300万回突破 東京のneuet
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ユーザーの9割が福岡県内在住
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuet㈱(東京都港区、家本賢太郎社長)は10月12日、サービス開始以来の累計利用回数が300万回を超えたと発表した。
同サービスは、旧「メルチャリ」として2018年2月にサービスを開始、福岡市との実証実験を経て、昨年8月に同社が事業を譲受し、今年4月から福岡市との共同事業としてサービスを本格化した。現在、ポート(専用駐輪場)は市内約340カ所に展開しており、自転車は約1500台に上る。10月には単月で27万回と過去最高の利用実績を更新。今年7月に名古屋、9月には東京・浅草でもサービスを開始したが、現在17万を超える登録ユーザーの9割が福岡県内、うち8割が福岡市内在住という。家本社長は「開始から約2年半で累計300万回という伸びは、国内で提供されている他のシェアサイクルサービスよりも早いペース。複数都市での展開とともに福岡市内でもさらなるエリア拡大を進め、来年以降は香椎・千早エリアやアイランドシティでのポート設置を予定している」と話している。
同社は2019年7月設立。福岡市内では天神地区、博多駅地区、ウォーターフロント地区のほかに、西区(姪浜、小戸)、早良区(室見、藤崎、原、高取)、城南区(荒江、茶山)、中央区(笹丘、小笹、平和)博多区(板付、竹下)、南区(高宮、大橋、野間、若久)で展開している。
2020年11月17日発行