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サーモデバイス事業好調で上方修正 昭和鉄工 売上高は前期比12%増の122億円に
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熱源・空調機器メーカーの昭和鉄工株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、福田俊仁社長)は11月2日、2017年3月期決算において、売上高が期首予想比2・5%増の122億円(前期比11・8%増)、経常利益が45・5%増の3億2000万円(58・4%増)に上方修正した。
上期で液晶製造などに用いる熱処理炉の売り上げが拡大し、サーモデバイス事業が好調に推移している。また同製品の価格改善も寄与し利益の増加も見込めるため期首予想を上回る。同社では「下期での機器装置事業や都市景観事業の業績に不透明感があるものの、サーモデバイス事業が好調であるため増収増益が見込める」と話している。