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サミットなどの特需で経常利益は70・0%増 大分市のアメイズ中間期


週刊経済2023年8月29日発行号

売上高は82億1900万円

福岡証券取引所に上場し北部九州を中心に全国でホテル、レストランを経営する㈱アメイズ(大分市西鶴崎1丁目、穴見賢一社長)の2023年11月期中間決算は、売上高が前期比22・2%増の82億1900万円、経常利益が同70・0%増の18億2300万円の増収増益となった。
郊外型ロードサイドビジネスホテル「HOTEL AZ」ブランドを展開しており、主要ターゲットのビジネス・工事関係顧客の利用が堅調だったことに加え、ゴールデンウイークや週末を中心に観光・スポーツ・イベント利用の宿泊が増加。また、九州地区における半導体工場の新設による宿泊需要の増加や、広島サミット開催に伴う特需があったことで、大幅増益となった。店舗数はホテルが86店(直営店83店、FC3店)、館外飲食店が4店となっている。
通期予想は売上高が前年同期比13・7%増の165億円、経常利益は同26・9%増の35億円を見込む。