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サプリメントの販売をスタート 福岡SUNS


収益多角化目指す

日本社会人アメリカンフットボール(Xリーグ)チーム「みらいふ福岡SUNS」運営の(一社)福岡SUNS(福岡市博多区博多駅東3丁目、吉野至代表)は2月21日、サプリメントの販売をスタートした。  チーム運営でスポンサー広告収入以外の収益源確保や、選手強化などを目的に新事業として立ち上げた。サプリメントは開発、販売経験を持つチームメンバーが中心となってOEMで製造。開発資金はクラウドファンディングで52万円を集めた。商品名は「ビーストミール」。筋力向上や疲労回復をさせると言われる成分「クレアルカリン」や「β‐アラニン」などが含まれている。価格は30パック入り1袋1万2000円。同チームのホームページから購入可能。吉野代表は「チーム関係者や国内のアメリカンフットボールプレイヤーからの注文が多い。今後は他競技の選手や、スポーツジム、リハビリ施設などへ導入を提案したい」と話している。

英会話スクールを本格始動

また同チームは2月から英会話スクール事業を本格始動した。
これまではスポンサー企業の希望者向けに開いていたが、一般向けに拡大した。同チームに所属するアメリカン人選手・ベリー・ブランドンさん(米国・バッファロー大学卒)が中心となって講師を務める。単発と継続複数回とで料金は変更する仕組みで、LINEを活用したオンラインは1回20分3000円、対面でのマンツーマン指導は1回1万円。継続実施の場合、オーダーメイドで価格を決めるという。吉野代表は「教材を使わず会話に特化したスクールで、これまでスポンサー4社が受講し好評の声をいただいた。サプリメントと2つの事業を通じ、地方から国内アメフト界の可能性を広げたい」と話している。  同チームは2017年6月設立。部員、チームスタッフは約100人。発足から2年連続で上位リーグ昇格。19年からXリーグ1部下部「X1Area」に所属する。

2020年3月17日発行