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サウジアラビア企業の日本法人と産学連携協定 久留米大学
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週刊経済2022年11月15日発行
中東、北アフリカなどに大学発技術を展開
久留米大学(久留米市旭町、内村直尚学長)は11月5日、日本製品や技術を輸出する総合商社のジャミール商事㈱(東京都千代田区、榎並滋喜社長)と産学連携に関する包括連携協定を結んだ。
海外機関との国際的学術連携や共同事業拡大などの取り組み推進を目的に、自動車販売や環境エネルギ―、ヘルスケア事業などに携わるサウジアラビアの国際企業、アブドゥル・ラティフ・ジャミール社の日本法人の同社と連携したもの。具体的には、同社の事業エリアである中東、北アフリカなど海外地域に向けて、久留米大学が実施する最先端技術に関する開発や研究活動、大学発のシーズ技術の展開で支援を受ける。内村学長は「今回の連携で本学研究者や職員が海外へと視野を広げた交流や人材育成、そして大学の社会貢献がより発展的に推進することを期待している」と話している。