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ゴルフ場関係者のコミュニティーサイト開設  インフォニア


自社ソフトの顧客開拓視野に

ゴルフコースコンディション管理ソフトウェアの開発・販売のインフォニア㈱(福岡市中央区天神4丁目、中村太郎社長)は7月20日、ゴルフ場関係者同士のコミュニティーサイトを開設した。
名称は「フォーラム」。ゴルフ場の同業他社同士がコース管理で気になったことや教えたいことを書き込み、共有することができる。投稿できる項目は芝、薬剤、機械、労務の4つ。会員登録や利用料は無料。ゴルフ場の支配人やグリーンキーパーなどをターゲットに初年度は500人の登録を視野に入れている。また、これまで同社ではゴルフ場向けに自社パッケージソフト「アルバトロス」の販売に注力しており、「フォーラム」の登録者に同ソフトのDMを発送し、顧客開拓につなげる狙いがある。「アルバトロス」はグリーンキーパーがコース管理に必要な日々の業務をデータ入力することで、いつ、どこで、誰が、どの機械で、何の農薬・肥料をまいたかをゴルフ場内のスタッフ同士が確認できるもので、九州地区のゴルフ場を中心に28施設で導入されている。中村社長は「ゴルフ場関係者に特化したコミュニティーサイトは国内ではそうあるものではない。無料で利用できるのでうまく活用していただければ」と話している。
同社は2013年1月設立。決算期12月。従業員6人。中村社長は長崎県壱岐市出身。1965年10月18日生まれの54歳。福岡大学工学部卒。趣味は映画鑑賞。

2020年8月18日発行