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コンテナのレンタル事業に着手 駅前管理システム


土地活用の一環

㈱駅前不動産ホールディングス(久留米市東櫛原町、嶋田聖社長)のグループ会社で、アパート・マンション賃貸管理などの駅前管理システム㈱(同、佐藤浩幸社長)は2月から、空き地や空きテナントを、個人向けにコンテナ収納スペースとして貸し出す「ストレージ事業」に着手している。

「ストレージ事業」とは、貯蔵、保管を意味する「ストレージ」を語源としたもの。自社で所有する空き地や空きテナントを、屋内または屋外コンテナ、バイクコンテナとして個人向けにレンタルで貸し出し、土地の有効活用を図る。

その第1号として4月、大牟田市に個人向けコンテナ収納スペースをオープンする。場所は同市大正町1丁目の「大正町通り」沿い、「大牟田大正郵便局」近く。敷地面積は489㎡。総コンテナ数は55個。料金は、バイクコンテナが月額1万2000〜1万8000円、コンテナが月額6000〜3万円で広さに応じて料金が異なる。同社では「収納ビジネス市場は都市圏だけでなく郊外においても活況。新たなビジネスモデルとして土地活用の幅を広げ、年間150室を目指したい」と話している。

同社は2002年8月設立。資本金1000万円。福岡、佐賀、熊本を中心にアパート、マンションの賃貸管理業のほか、コインパーキング事業にも取り組む。拠点は、福岡支店(福岡市博多区)に加え、柳川、大牟田、佐賀市内に営業所を置く。従業員数はパート含め51人。

2018年2月20日発行