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コンクリート製品の出荷伸び2期ぶり増収 ヤマウ


通期は黒字化見込む

コンクリート製品製造、販売業の㈱ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、小嶺啓藏社長)の17年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比11・9%増の82億8100万円、経常損益が4億3100万円の赤字(前期は6億7500万円の赤字)となった。

土木製品群を中心に受注強化に取り組む中、主力のコンクリート製品の出荷が期首予想よりも伸びたことや、地質調査・コンサル業務、土木工事事業も堅調に推移し2期ぶりの増収。利益面も増収基調に伴い経常損失の赤字幅が縮小した。公共工事の比重が高い同社では、下期偏重の特性を有していることから、下期は売り上げ増とともに利益確保も見込まれ、通期は売上高が220億円(同1・5%増)、経常利益は6億円(同4・0%)の黒字決算を見込んでいる。

2017年11月21日発行