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コワーキングスペース活用し新卒採用支援  天神仕事基地    学生とのネットワーク強みに


 学生向けオフィス運営の天神仕事基地(福岡市中央区天神3丁目、大久保道和社長)は8月1日、新卒採用支援サービスを開始した。
 サービス名は「+1ACTION(プラスワンアクション)九州」。考案したのは採用支援事業を展開するビーウェル(大阪市中央区、大亀雄平社長)で、営業エリアを基盤の関西から九州に拡大するにあたり、知人であり学生とのネットワークを強みとする天神仕事基地の大久保社長に連携を働きかけて実現したもの。同サービスは天神仕事基地のコワーキングスペース(福岡市中央区天神3丁目)を活用し、複数の企業人事担当者に対し学生に無料でエントリーシートや自己PRの添削、面接練習を兼ねた交流会の場を提供。学生の本音を聞けるだけでなく、学生に対する直接的な採用にアプローチができ、会社説明会開催に伴うコストや手間を省けるなどのメリットが期待できる。利用料金は年間25万円。大久保社長は「まずは福岡で実績を重ね、ゆくゆくは九州エリアにも拡大し、採用に悩む地場の中小企業の需要を取り込んでいきたい」と話している。