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コロナ禍で留学生に生活諸支援 宮田学園
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週刊経済2021年8月10日発行
無料で弁当配布など
日本語学校やキャリア教育専門学校を運営する学校法人宮田学園(福岡市南区塩原4丁目、宮田道郎学園総長)は、2校の留学生に対して無料弁当配布などの生活所支援を実施している。
コロナ禍においてアルバイト制限や母国からの送金が滞りがちで困窮する留学生に対して、無料での弁当配布などで生活をサポート。毎日午後12時から1時間の間、学園の食堂において数量制限なしで無料の弁当を配布しているほか、学生寮においても感染症対策として通常2人用の部屋を1人での使用に切り替え。また、コロナ感染や濃厚接触者となり、自宅待機となった学生には、学園から食料や物資を届けるほか、買い物も支援している。弁当の無料配布は11月まで継続予定という。
宮田智栄理事長は「学生のために何ができるかを考えた結果。ただ空腹を満たすだけでなく、時間を共有することや、学生の生活状況を把握する上でも大切になる」と話している。
同学園は日本語学校「西日本教育学院」とキャリア教育の「国際貢献専門大学校」を運営しており、総勢880人を超える学生が在籍している。