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コメ製ストローと竹製歯ブラシを発売  UPay


脱プラスチックに向けて

ソフトウェア開発などの㈱UPay(福岡市中央区薬院3丁目、上官由伊社長)は6月23日、コメ製ストローと竹製歯ブラシを発売した。
地球規模で広がる脱プラスチック問題に取り組むもの。「米ストロー」は、7割がコメ、3割がタピオカ粉でできており、使用後は動物の餌や肥料として再利用できる。6ミリ、8ミリ、12ミリの3サイズで、飲食店をターゲットに1万本(卸価格1本8円~)から販売する。「竹製歯ブラシ」は、柄だけでなくブラシ部分も竹でできていることが特長。ホテルをターゲットに展開していく計画で、ロゴや社名の刻印もできる。2千本以上から販売し、卸価格は1本80円。商品はどちらも中国で製造しており、初年度販売目標はコメ製ストローが1億本、竹製歯ブラシが50万本。
上官家富取締役は「現在はヨーロッパを中心に販売しており、この度日本でも販売していくこととなった。プラスチック問題は深刻化しているため、少しでも役に立てれば」と話している。  同社は2016年8月設立。資本金300万円。売上高5千万円(2019年7月期)。従業員数10人。

2020年7月7日発行