NEWS

  • 地域

コスト管理の徹底で経常益は大幅増益  シダー    施設稼働率の向上で売上高は3・6%増


 全国でデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する株式会社シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、山崎嘉忠社長)の2013年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比3・6%増の78億8200万円、経常利益が同30・6倍の2億5100万円で増収増益だった。
 収益面では、主に昨年度新規開設した施設で新規利用者の獲得とサービスの充実を図り、施設稼働率の向上に努めた結果増収。営業利益は同約1・5倍の3億8700万円となった。利益面では、効率的な施設運営と労務費を中心としたコスト管理を徹底し利益率の改善に注力したことで大幅増益となった。純利益は1億5200万円(前年同四半期は800万円の純損失)。通期では売上高が6・9%増の107億9200万円、営業利益が2・6倍の5億2200万円、経常利益が3億1200万円、当期純利益が1億7200万円を見込んでいる。
 同社は1981年4月設立。資本金4億3228万円。従業員1536人(グループ、13年3月末)。