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コスト削減で経常益3倍の6・2億円に  梅の花    今期は7店舗の新規出店を予定


 創作和食店展開の株式会社梅の花(久留米市天神町、梅野重俊社長)の2014年9月期決算は、売上高が前年同期比0・3%減の296億8000万円、経常利益は同3倍の6億2300万円で微減収増益だった。
 テイクアウト事業の売り上げが拡大した一方で、外食事業の客足が伸び悩んだ。利益面では、時間帯に応じたパートの適正配置や、13年9月に神崎物流センターを久留米にあるセントラルキッチンの隣接地に移動させ物流の効率化を図ったこと、さらにテレビCMなどの広告費を縮小したことがコスト削減に大きく貢献し、大幅増益となった。
 今期は、7店舗の新規出店を予定しており、売上高は前期比0・1%増の297億円、経常利益は前期の反動で同10・7%減の5億5700万円となる見通し。
 同社は1990年1月設立、資本金41億2317万7000円。従業員618人。