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コア業務純益24%増の480億円 ふくおかFG中間期
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週刊経済2021年11月23日発行
合併効果の経費削減で
ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、柴戸隆成会長兼社長)の21年9月の中間期連結決算は、経常収益が前年同期比1・3%減の1396億8900万円、経常利益が同5・3%増の404億8800万円の減収増益となった。
有価証券の運用益や投資信託の販売手数料が伸長、傘下の十八親和銀行(長崎市)の合併効果による経費削減が増益に寄与した。中間純利益は6・4%増の279億4800万円。本業のもうけを示すコア業務純益(傘下3行合算)は、資金利益、役務取引等利益の増加や経費削減が奏功し、24・1%増の480億1300万円となった。
通期予想では上方修正。経常利益は29・1%増の780億円(期首予想720億円)、当期純利益は18・7%増の530億円(同500億円)を見込んでいる。