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ゲーマー向けソーシャルプラットフォーム グッドラックスリー


来年めどにリリース予定

スマートフォン用ゲームアプリを開発する㈱グッドラックスリー(福岡市中央区天神3丁目、井上和久CEO)は、来年めどにゲーマーを対象としたソーシャルプラットフォームをリリースする。

ソーシャルゲーム事業では「さわって!ぐでたま」シリーズが累計300万ダウンロード、「エアリアルレジェンズ」が90万ダウンロードを突破している。ソーシャルプラットフォームの開発は初めて。9月に開催された福岡市代表スタートアップ選抜ピッチ大会で同サービスの事業構想が高い評価を受け、優勝し最優秀スタートアップ賞を受賞したことから実現に向けて開発を進めている。

同サービスは、ブロックチェーン技術を用いたゲーム特化型ソーシャルプラットフォーム「LuckyMe:ラッキーミー」。内容はゲームをプレイするゲーマーが発信する攻略方法などの情報を独自の仮想通貨(トークン)を発行し、評価するもの。ゲーマー主権の分散型メディアを構築することで、情報の品質を保つとともに、検索時に上位に表示される過度なSEO対策による集客を避け、ゲーマーが必要としている情報だけを得ることが可能となる。

今後は開発に向け来年初旬にICO(仮想通貨を使用した資金調達)実施を計画。専用Webページを立ち上げ、ICOの概要などを随時発表していく。資金調達後は同開発に取り組み、来年めどにリリース予定。井上CEOは「ICOを実施することで、国内だけでなく海外もターゲットにした知名度向上が図れる。ゲームとゲーマーをより密接につなぎ合わせ、新たなエコシステムを生み出していきたい」と話している。

2017年10月31日発行