グループ２社の事業を統合し、社名変更　Ｌｏｃａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｉｅｓ

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週刊経済2021年7月20日発行

業務効率化と組織力強化へ

不動産運用コンサルティングなどのＬｏｃａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｉｅｓ㈱（福岡市中央区大名１丁目、河辺健一社長）は７月１日、グループ２社と事業統合し、社名を「Ｌｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎ㈱」に変更した。
同社を存続会社に、グループの持ち株会社だったＬｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ㈱と、宿泊施設の清掃・管理事業のＬｏｃａｌ Ｆａｃｉｌｉｔｉｅｓ㈱を統合した。事業統合によって、グループ内の業務効率化と組織力の強化を図る。代表は河辺社長が務める。不動産取引や資産運用のコンサルティング、設計などを手がける建築・不動産事業部と、宿泊施設の企画・運営・管理・清掃を担う宿泊事業部を設置し、不動産開発コンサルティングから企画、設計、管理・清掃まで自社内で一貫してサポートする体制を整える。河辺社長は「宿泊施設開業や運営支援に関する相談が増え、運営受託のホテルについても７月末に中央区春吉、９月に博多区住吉で２棟開業を控えている。新体制で企画力を磨き、資産価値アップのための提案につなげたい」と話している。
河辺社長は香川県出身。１９７９年７月２６日生まれの４１歳。九州大学大学院人間環境学府修士課程修了。同社は２０１５年７月設立。資本金１千万円。従業員数３７人（アルバイト含む）。