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グループ金融犯罪対策室を設置  西日本FH


資金洗浄などの対策を強化

西日本フィナンシャルホールディングス(以下西日本FH、福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道社長)は8月1日、リスク管理部に「グループ金融犯罪対策室」を設置した。
これは国際的に要請されているマネー・ローンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与対策の強化を図る狙い。従来は取引の内容や被害に応じて複数の部署で対策に当たっていたが、一元的に対応できる体制に変更した。同日付で傘下の西日本シティ銀行(同所、谷川頭取)にもコンプライアンス統括部に「マネー・ローンダリング等金融犯罪対策室」を新設。両対策室の室長は上原洋介西日本FHリスク管理部付部長兼西日本シティ銀行コンプライアンス統括部長が兼務する。西日本FHが6人体制、西日本シティ銀行が20人体制で、顧客の送金目的や送金額におかしな点がないかなどを点検する方策を検討する。

2018年8月14,21日合併号