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グループ売上高72億円見込む 駅前不動産HD 2年後に50店舗体制へ
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久留米、福岡、佐賀を中心に不動産仲介店舗を直営で展開する株式会社駅前不動産ホールディングス(久留米市東櫛原町、嶋田聖社長)は12月20日、翠香園ホテル(久留米市)で2017年度経営方針発表会を開いた。当日はグループの全社員約300人に加え、取引企業関係者など70人が初めて参加した。
12月1日付でグループ9社を傘下とする持ち株会社制に移行した同社。16年11月期のグループ売上高は72億円、株式会社駅前不動産単体で18億円を見込んでいると発表した。直近の契約件数は1万1111件、売買件数が1412件と順調に推移。現在、仲介店は41店舗で、1月11日に朝倉街道店をオープンした。また、12日には新宮店をオープンするほか、佐賀南バイパスへの出店計画も進み、2018年までに50店舗体制を目指す。
今後の方針として嶋田社長は「50店舗体制の達成後は、一旦店舗展開をストップする。駅前不動産ホールディングスとして、リフォームや管理、開発、保険などワンストップのサービスを強化し、会社全体に厚みを持たせていく」と話す。そのほか、西鉄久留米駅前で進めるホテル建設計画や、現在4棟ある自社ビル「駅前不動産ビル」の拡大も計画しており、将来的に7棟にまで増やす予定だという。嶋田社長は「前社長の八谷会長からバトンを受け継いでから10期目を迎える。何事においてもナンバーワンを目指し、地域に根差した総合不動産サービスの提供を一層強化していく」と話している。