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グループ傘下の建設機械レンタル2社を1社に統合   南陽   南陽レンテックが建商を吸収合併


 福岡市博多区博多駅南5丁目の産業機械卸・株式会社南陽(武内禮次社長)は、4月1日付でグループ傘下の建設機械レンタルの2社を合併させ、1社に統合する。
 レンタル事業再編の一環として統合するもので、保有機械の相互融通や間接経費の削減をはじめとした経営効率化を図る。合併する両社とも100%子会社で、建設機械レンタルの株式会社南陽レンテック(同市博多区西月隈1丁目、伊東和邦社長)が、建設機械レンタルの株式会社建商(熊本市、伊東和邦社)を吸収合併する。
 南陽レンテックは1964年設立、資本金5,000万円。04年度売上高は約22億円で、従業員は72人。建商は80年設立、資本金5,000万円。04年度売上高は約9億円で、従業員は30人。
 同社では04年2月に経営の効率化とレンタル事業の収益力強化を図り、グループ傘下の建設機械レンタル3社を経営統合した。存続会社として福岡建設機械株式会社を残し、株式会社南陽レンテックに社名変更した。今回の合併もその一環で、合併後は年間約30億円の売上高を見込んでいる。