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グループ会社で広島銀行と資産提携 ふくおかフィナンシャルグループ
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沖縄銀行に次ぐ提携2行目
㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、柴戸隆成社長)傘下のiBankマーケティング㈱(同区中洲、永吉健一社長)は11月29日、広島銀行(広島市、部谷俊雄頭取)と資本業務提携を結んだ。
両社では、今年8月から個人口座にITを活用して資産を管理するiBank社のサービス「Wallet+」を導入する準備を進めていたが、導入が決定したことで、資本を交わし関係を強化する。iBank社がグループ外の金融機関と資本提携を結ぶのは、昨年11月の沖縄銀行に次ぎ2行目。同サービスは、テクノロジーを駆使した金融サービス「FinTec(フィンテック)」の一環として、2016年7月に提供を開始。これまでに50万ダウンロードされたほか、17年10月にはグループ傘下の熊本銀行と親和銀行、今年3月には沖縄銀行向けに提供するなど、他銀行間とのつながりを強化している。協業することで、広島銀行は個人口座顧客向けにサービスを向上させるほか、FFGではスケールメリットを生かした展開を進めていく。
同サービスは顧客が口座を登録することで、口座残高や収支の明細をスマートフォンやタブレットの画面上で簡単に確認できるもの。アプリ内で貯蓄専用の口座を開設して貯蓄ができる金融機能のほか、お金にまつわる情報コンテンツの配信やパートナー企業から提供されるクーポンを得ることができる。
2018年12月11日発行