NEWS

グループの未来物流を吸収合併 飯盛運輸


1社に集約で事業効率化

林ホールディングズ㈱(福岡市西区大字飯盛、林宗一社長)傘下の一般貨物自動車運送の飯盛運輸㈱(同区大字羽根戸、上田浩和社長)は9月1日、同系列で同業の㈱未来物流(同区大字飯盛、上田社長)を吸収合併した。
両社は共に生コンクリートの輸送を主力としているため、1社に集約し事業効率化を図るもの。合併後も代表は上田社長が引き続き務め、社員数は257人。営業所は未来物流の6拠点を加え、福岡3、佐賀3、長崎2、熊本1、神奈川1、東京2、宮城4の15拠点。所有するコンクリートミキサー車は237台となった。合併初年度となる19年8月期の売上高は約22億円を見込む。なお、今回の合併で林グループは生コン製造・販売の野方菱光㈱(福岡市西区大字飯盛、林宗一社長)を中核に8社体制となった。林・林ホールディングズ社長は「生コンクリート輸送に特化した物流会社として、経営基盤を安定させた会社運営に取り組んでいく」と話している。
飯盛運輸は1990年2月設立。資本金1000万円。今年8月期の売上高は約13億2387万円。上田社長は福岡県出身。60年12月24日生まれの57歳。
旧未来物流は2004年2月設立。資本金800万円。今年8月期の売上高は約8億2824万円。営業所を佐賀県唐津市、鹿島市、伊万里市、長崎市、諫早市、熊本市の6拠点を置き、コンクリートミキサー車は93台を所有していた。

2018年10月2日発行