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グルテンフリーレトルトカレーを発売 ひよ子


菓子以外初の新商品

和洋菓子、あん・冷菓製造販売の㈱ひよ子(福岡市南区向野1丁目、石坂淳子社長)は、3月1日からグルテンフリーのレトルトカレーを発売した。
昨年3月、創業120年記念事業の一環で食養生のプロジェクトチームを立ち上げ、その第一弾として商品化したもの。名称は「ひよ子養生カレー」。同商品は小麦などの穀物に含まれるタンパク質から生成されるグルテンを摂取しない「グルテンフリー」の本格カレーに仕上げているのが特徴。小麦粉の代わりに、「名菓ひよ子」の原材料にもなっているインゲン豆を炊いて造った独自製法の「白雪飴」を使用。また、10種類以上のスパイスとハーブをブレンドしているほか、福岡県産銘柄鶏「はかた一番どり」と「ひよこ豆」を盛り込んでいる。価格は一箱(180g)で756円。県内直営店のほか、県内の一部百貨店などで取り扱う。
同社では「イタリア料理店バルバ・ビアンカの監修でヘルシーかつ身体にやさしい本格カレーが誕生した。菓子以外の初めての商品だが、今後も食養生の世界を追求し、九州の食材を使った様々なジャンルの商品開発を進めていきたい」と話している。

2018年3月20日発行