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クレジットカードのタッチ決済で乗車する実証事業採択 福岡市と福岡地域戦略推進協議会


週刊経済2022年3月15日発行

5月から来年2月

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市博多区博多駅前2丁目、麻生泰会長)は3月1日、「福岡市実証実験フルサポート事業」でクレジットカードのタッチ決済機能を活用した鉄道改札機通過に関する実証プロジェクトを採択した。
福岡市実証実験フルサポート事業とは、先端技術などを活用して社会課題の解決などを目指すプロジェクトを採択し、社会実装に向けた実証実験をサポートするもの。今回採択したのは、三井住友カード㈱、日本信号㈱、QUADRAC㈱、ビザ・ワールドワイド・ジャパン㈱が進める、Visaのタッチ決済を活用した一体型改札機通過に関するプロジェクト。福岡市地下鉄の一部の乗車区間に、交通系IC・Visaのタッチ決済一体型の自動改札機を設置。従来の交通系ICカードでの乗車に加え、Visaのタッチ決済での乗車を可能にする。交通系ICカードとタッチ決済の一体型自動改札機による実証実験は日本初。対象駅は、福岡空港、東比恵、博多、祇園、中洲川端、天神、呉服町(調整中)。期間は今年5月から来年2月末までの予定。決済ブランドはVisaで、他決済ブランドの追加も検討する。