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クルーズ船寄港回数が初の1000回突破 九州地方整備局


中国発着など好調で

九州地方整備局(増田博行局長)は11月22日、下関港(山口県下関市)を含む管内へのクルーズ船寄港回数が1000回(速報値)を突破したと発表した。

1000回突破は初めて。中国・上海、天津などを発着するクルーズの寄港が好調で、今年9月末で、過去最高を記録した16年の寄港回数814回を上回る828回に達し、10月以降も好調に推移、11月21日にスーパースター・ヴァーゴの鹿児島寄港で1000回を突破した。

急増するクルーズ船の寄港で、管内の港湾施設ではクルーズターミナルの整備や岸壁延伸工事などが進んでおり、博多港ではアジア最大級の22万トン級クルーズに対応した岸壁延伸工事が中央ふ頭で行われているほか、11月25日には熊本県八代市の八代港で菅民共同によるクルーズ専用の岸壁・旅客ターミナルの整備事業が着工した。

2017年12月12日発行