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クルーズ寄港回数は前年同期比16%減 九州クルーズレポート


9月単体では27・8%減

九州地方整備局が10月22日に発表した九州クルーズレポート10月号によると、今年1月から9月までに管内港湾におけるクルーズ寄港回数は前年同期比16・2%減の694回、9月単体では27・8%減の70回とともに前年実績を下回ったことが明らかになった。
価格競争激化などによる発着回数減少や台風などによる運航休止などが影響した。1月から9月までの寄港回数別では、博多港が209回でトップ。次いで長崎港の170回、佐世保港の81回、鹿児島港の75回、下関港の30回と続き、北九州港は6位の25回だった。レポートのトピックスでは博多港中央ふ頭の延伸岸壁が完成し、世界最大級22万トンクラスの超大型クルーズ船、10万トンクラスのクルーズが2隻同時着岸できることなどを取り上げていた。

2018年11月6日発行