クルーズセンターで予約なしワクチン接種開始　福岡市

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週刊経済2021年9月22日発行

１２歳以上の福岡市民が対象

福岡市は９月１４日、中央ふ頭クルーズセンター（博多区沖浜町）において、「事前予約なし」で新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。
同センターではこれまで１日３千人の予約枠に対し、８割以上の接種予約があったが、直近では５割程度に落ち着いていた。市のワクチン接種率（２回目）は１１日時点で５４・５％に達し、今後の予約枠に余裕が見られるようになると判断し、予約なし接種の開始に踏み切った。対象は１２歳以上の福岡市民（１５歳以下は保護者の同伴が必要）で、接種件と本人確認書類を持参すれば、当日の接種枠の上限内で予約なし接種ができる。使用するのはモデルナ社製のワクチン。市は１０月末までに対象者のワクチン接種率８割を目指していくという。