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クラウド型の分析・通知システムをリリース 福岡情報ビジネスセンター


週刊経済2021年2月9日発行

OBCの「商蔵奉行クラウド」と連携

各種情報システム開発、ITコンサルティングの㈱福岡情報ビジネスセンター(福岡市博多区博多駅前3丁目、武藤元美社長、以下FBI)は1月18日、パッケージソフトウエアメーカーの㈱オービックビジネスコンサルタント(東京都新宿区、和田成史社長、以下OBC)が展開する「商蔵奉行クランド」専用のクラウド型分析・通知システム「旗振~hata free~」をリリースした。
商蔵奉行クラウドは、受注から売上、請求、入金、分析といった販売管理業務をフルカバーするシステム。API(自社のシステムと他社のシステムとを連携したり、外部サービスから一部機能を呼び出したりすること)で連携する。「旗振~hata free~」は、データ分析と通知サービスの機能を実装しており、経営や販促に役立つ情報を自動で各担当者に通知できる。通知機能は経営、販促、在庫の3点に分けられており、メールのほかチャットツールなど、利用しているコミュニケーションツールで連携可能。武藤社長は「今まで気づかなかった情報を顕在化させ、新規ビジネスの創出、既存顧客の深堀りに役立てることができる」と話している。
同社は1998年7月設立。資本金5千万円。2019年度のグループ売上高は14億7千万円。グループ従業員120人。